2018年 年頭のごあいさつ

明けましておめでとうございます。

昨年中は皆様に大変お世話になり誠にありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。

昨年は選挙の年で、四月には知事選挙、十月には衆議院議員選挙がありました。

知事選挙では佐竹知事が大差で勝利いたしました。これまで決して派手さはありませんが、自動車や航空機といった新分野産業の育成、農業生産構造の転換、交流人口の拡大、福祉や教育政策など、県政を着実に推し進めてきたことに対する評価、これから進めようとしている人口減少対策をはじめとする、「第3期ふるさと秋田元気創造プラン」に対する期待感、そんな要因があっての圧倒的な勝利だったと思います。

衆議院選挙では金田先生、テレビ報道等の影響により、苦戦いたしましたが勝利することができました。金田先生の法務大臣としての業績は高く評価されてしかるべきものだと思います。現在、自民党幹事長代理という要職にあり、国政においてこれからますます大きな役割を担っていくことになります。ぜひこれからも地域のため、国のため、元気に働いてほしいと願っております。

さて、「第3期ふるさと秋田元気創造プラン」であります。現在、県において策定作業が進められておりますが、今後県民の皆様からのご意見、議会における議論や総合政策審議会からの提言等を踏まえながら、三月には成案として取りまとめ、新年度からそのプランに基づき県政が推進されることになります。プランでは、人口減少の克服を最重要課題に位置付け、重点的に推進する政策を六つの戦略として体系化し、県内産業の「稼ぐ力」の向上と質の高い雇用の創出や、交流人口の拡大と交通基盤の充実、健康で安心な生活の実現と未来を支える人づくりに集中的に取り組むこととしております。以下はその六つの戦略です。

1.「秋田の未来につながるふるさと定着回帰戦略」

  社会減の減少に向けて魅力ある雇用の場を創出し、女性や若者の県内定着を進め、日本一子育てし やすい環境を整えることにより自然減を抑制

2.「社会の変革へ果敢に挑む産業振興戦略」

   成長産業への県内企業の参入促進による付加価値生産性の向上や、女性や若者の働く場の拡大、イノベーションの導入への支援、新たな産業や成長分野を支える人材の育成

3.「新時代を勝ち抜く攻めの農林水産業戦略」

   幅広い年代の農林業への就業を促進し、新技術の活用による快適な就業環境づくりを進め、大規模生産拠点の全県的展開による複合型生産構造への転換を加速

4.「秋田の魅力が際立つ人・もの交流拡大戦略」

   秋田ならではの食や伝統・文化などを活用した観光地の魅力向上に努め、インバウンドを含む誘客の強化のほか、東京オリンピック・パラリンピックを契機とした文化やスポーツによる交流人口の拡大と、それを支える交通ネットワークの確立

5.「誰もが元気で活躍できる健康長寿・地域共生社会戦略」

   健康寿命日本一を目指し、健康長寿社会の形成とともに、全ての人々が地域で活躍し、ともに支えあう地域社会の実現

6.「ふるさとの未来を拓く人づくり戦略」

   将来の秋田を支え、未来を切り拓く気概に満ちた人材の育成を図り、県内産業、地域の発展に資する高等教育の振興

こうした六つの戦略とともに、「県土の保全と防災力強化」「環境保全対策の推進」「安全・安心な生活環境の確保」「ICTによる便利な暮らしと地域活性化の実現」を基本政策と位置づけ、県民の生命や財産を守る取り組みや基礎的な生活環境の整備などについても着実に進めることにしております。今後、議会においても議論を重ね、より実効性のある成案とし、プランの実現に向け議会としても取り組んでまいります。